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代表 山内和美が思うこと

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第6回 代表 山内和美の未来

娘が二人います。上の娘は中学三年生です。受験勉強の追い込みの時期です。そんな娘から最近きいた話。

「ママ、うち、『クラスで一番優しい女子』に選ばれた」

ええっー、何それ?とわたくしが問い返すと、「クラスの男子と女子全員がクラスで一番優しい女子だと思う子に票を入れたの。それで、うちが『クラスで一番優しい女子』に選ばれた」

母親としては、「すごーい!あなたは、たしかにすごく優しい。クラスで一番優しい女子というのはその通りよ!みんなわかっているのね~」
と、嬉しくて、嬉しくてたまりませんでした。

こんなわたくしのような母親(わたくしは決して良い母親ではありません。子供は愛しくてたまりませんが、母親としては自慢できるような者ではありません)のもとで、生まれ育ったにもかからず、「あなたは、これほど優しい子に育ってくれた」ことに、言いようのない感慨があります。

つい数カ月前、ある年上の女性に、「自分は母親失格ではなかろうか」という思いで、「わたしはこんなだめな母親なのに、子供は不思議と、ありがたいことに『いい子』に育っているの」と話したことがあります。その女性は、「あなたの子は『いい子』に決まっているわよ。あなたのように自然体で生きているその姿を見ていたら、どんな子でも『いい子』に育つわ」と、最高のエールで、わたくしを励ましてくれました。

その女性は、わたくしが尊敬し、『このような女性になりたい』と人生で感じた希少な人です。その女性のこうした言葉に勇気づけられ、それからしばらく経って、告げられた、上の娘の「うち、クラスで一番優しい女子に選ばれた」でした。

『優しい』ということは、人間にとってもっともすばらしいことです。わたくしも、今までの人生で、たびたび『優しく生きたい』と念じてきました。しかし(いろいろな事情や状況があるにしても)、『そうそういつもは優しく在れない』自分というものを突き付けられ、自己嫌悪する人生を生きてきました。

娘にききました。「ほかにも何かで選ばれた子いるの?」と。「芸能人に一番なりそうな子」(?!)とか、いくつか、選出科目があったようです。

話のついでに、娘に「ママだったら、何に選ばれるかしら?」と。娘は、「うーん……」とちょっとだけ間を置いて、「ママは、目立ちがり、かな」と答えてくれました。

ええっー?!わたしは目立ちがり屋なの?と少しショックを受けてしまいました。

娘に、「ママのどこが目立ちがり屋なの?」ときくと、「人前に出ても平気でしょ」とのこと。つまり、娘は、わたしがテレビやラジオに出たのを見たり聞いたことがあって、そういうことも含めて、「出たがり」だと思っているようです。

ずっと前、娘がまだ小学6年生だった頃ではないでしょうか、わたしは娘にきいたことがあります。「ママってどんな人?」その時の娘の答えは、「ママは明るい」と。

下の娘にきいたことがあります。「ママのどんなところが好き?」と。「いつも笑っているところ」。わたくしがいつも笑っているかどうかは別として、娘たちは、明るく笑っているわたくしの姿を確認していると思うと、それだけでこちらが勇気づけられます(不思議なものです。もっとも愛おしい者がわたくしという身近な存在から笑顔を受け取っているのかと思うと、それだけで、母親の気持ちとしては「ホッ」とするのです……)。

わたくしは、娘たちが自慢できるような良い母親ではありませんが、これからの人生、もっともっと笑って、もっともっと明るく、もっともっと目立ちがり(笑)で生きていきたいと思います。

わたくしの生き方をこの愛おしい娘二人の未来につないで。

「代表 山内和美が思うこと」をお読みいただいている読者の皆さま
いつもありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。


2011年12月31日
株式会社ハート・トラストウィン 代表取締役 山内和美


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